活動紹介


KLCCがこれまでに取り組んできた主な活動と支援先を紹介しています。


●義足のランナー クリス・ムーンさん

ご自身も地雷の被害者である義足のランナー、クリス・ムーンさん。KLCCは彼を熊本へ招こうというきっかけから発足いたしました。2000年には阿蘇カルデラスーパーマラソンを完走。2001年、2004年にも熊本へ来ていただき、講演会やチャリティマラソンを実施しました。 (写真は宮副哲郎氏の提供です)



●カンボジアスタディツアー

2003年、2006年、2008年、2014年にカンボジアスタディツアーを実施しています。支援先を訪問し、現地スタッフと現状をみながらこれからのサポートの在り方を確認します。

実際に地雷原を訪問することもあり、2008年の訪問時には、見つかった地雷の爆破現場にも立ち会うことができました。



●巡回写真展

熊本県内でカンボジアの現状をひとりでも多くの人に知っていただきたいと巡回写真展を行っています。



●世話人会

二月に一度、世話人会を開き話し合いをしています。
年に一度は総会を行い、会員さんに活動報告をし様々なご意見を
うかがいます。

会場は主にパレアルーム。

ぜひお気軽にご参加ください。お待ちしております。



●アキ・ラーさん

これまでも機会あるごとに支援をしてきたアキラーさん。
(地雷の撤去を行い、撤去した地雷で私設の地雷博物館を運営するカンボジア男性。孤児や学校に通えないこども達の里親にもなっている)
アキラーさんが、2008年訪問の際、初のカンボジア人による地雷撤去NGO団体「CSHD」(カンボジアン・セルフ・ヘルプ・ディマイニング)として活動していることがわかりました。
アキラーさんが撤去に入っている地雷原で、ちょうど3人の訪問時に地雷が発見され、爆破の現場に立ち会いました。

アキラーさんがNGOとして活動を始めたことで、様々な規制が生まれ、それに伴い資金も必要になったりという状況を聞き、KLCCではこれまで以上に彼をサポートしていきたいと考えています。



●チャリティラン&ウォーク in 江津湖

1999年から2009年の10年間、クリスさんを熊本に招いたことをきっかけにして、「走ることで地雷廃絶を訴えよう」と開催していました。

開催にあたっては、熊本てれっとウルトラマラソンクラブの皆様に準備から運営までお世話になっていました。また、大塚製薬さんからエイドの提供もいただいていました



●チャリティグッズ販売

熊本市国際交流会館でのSAKURA祭や菊池養生園祭などでバザーをしています。
KLCCのグッズやカンボジアグッズを販売し、売り上げは支援にあてています。

(写真はKIF八木さんからの提供です)

 

 

 



●学校での講演

KLCCでは学校への講演も行っています。地雷についての話カンボジアの現状、自分たちにはどんな国際協力ができるのか、一緒に考えてみませんか?

まずは下記連絡先までお問い合わせください。

お問い合わせページからもお待ちしております。

(写真は2009年熊本市立富合中学校での講演の様子です。)

 



●エム・ボウンさんの学校

KLCCでは学校への講演も行っています。地雷についての話カンボジアの現状、ご自身も地雷生存者のエム・ボウンさん。村で私設の学校を運営され、KLCCでも校舎の建設費・井戸の設置費などのサポートをしてきました。

しかし、2009年のスタディツアーで訪問した際に、エムさんの学校は海外のキリスト教団体によって新たな支援を受け、大きく様変わりしていました。

電機は自家発電、給水塔もあり、滑り台やシーソーなどの遊具も。

また、来年には何台ものデスクトップが設置され、コンピューターの授業が始まるとのことには何台ものデスクトップが設置され、コンピューターの授業が始まる、とのこと。もっと驚いたことに、週に3回は英語の先生が来て英語の授業もあり、誰かが毎週1回聖書の話をしにくるそうです。

 さらにエム氏が案内してくれた別棟には職業訓練のために2つの部屋があり、1つは足踏み式ミシンが10台、もう一つの部屋には床屋さんの椅子が10台。大人のための職業訓練も始まっていました。もちろん指導者は英語と同じで町から来るそうです。

給料などアフターケアができずに廃れてしまったという話はよく耳にしますが、こんなにも徹底した支援こそが本当は必要なのではないか、私たちを含め、これからの活動の在り方を考えさせられました。



●ノーモア地雷デー

毎年7月に「ノーモア地雷デー」としてチャリティイベントを開催しています。コンサートや講演会で、より多くの方に地雷問題を知っていただく機会です。

写真は2010年チャリティーコンサートの様子。

飯島輪さんが素晴らしい演奏を披露してくださいました。