2021年2月28日 「閉会します」

 

 2000年5月、地雷被害者のクリス・ムーンさんを熊本に招聘することから始まった

KLCCの活動に、この程終止符を打つことになりました。会を立ち上げ、これまで先頭になって走ってきた最相代表から、これ以上活動を続けていくことが難しいと宣言され、世話人会等で協議した結果、閉会することとしました。

 スタディツアーをはじめ、カンボジアで地雷活動をしているアキ・ラーさんや高山良二さんなどの講演会、プレイ・タロイ小学校への支援、また現状をひとりでも多くの人に知ってもらいたいと巡回写真展等様々な活動を続けて来ましたが、残念ながらここでKLCCは

終了します。ラストイベントとして、「fatherカンボジアへ幸せを届けたゴッちゃん神父の物語」の上映会を企画しましたが、コロナの影響で2度の計画も断念せざるをえず、

皆様の前で、ご挨拶が出来なくなったことも心残りです。

これまで、長い間ご支援いただいた皆様に改めて深く感謝申し上げます。

 

                          文責:田尻俊次

 

上映会は延期します

2月22日熊本市で2人、上益城郡で1人の新型コロナウィルス感染者が見つかったことにより、3月の上映会は延期します。

この夏か秋ごろに上映できることを望んでいます。

 

 

2020年のイベント第一弾は映画会です。

 

「戦争が生み出すものは何か。

 それでも奪いきれないものは何か。

 血まみれになった心は、どうしたら癒されるのか」

 

後藤文雄さん(86)愛称ゴッちゃんは

「これが最後の旅になるかもしれない」と

カンボジアに旅たつ。

 

後藤さんを2年に渡って追いかけたドキュメンタリー映画です。

 

会場は、昨年秋に完成した熊本城ホールの中会議室。入場は無料です。

お友達をお誘いの上、是非参加してください。

 

 

 

 

 

 

 

2019年7月

 高山さんに大量の文具を郵送しました

 KLCCのメンバーの原口さんから、熊本地震後に知人から大量の文具が送られてきたが、

 自宅にそのままになっているので、カンボジアに寄贈したいと相談がありました。

 中身は鉛筆が200~300本、ボールペンが150本ほど、消しゴムが100個超、小学生用の

 ノートが200冊超、しかし、カンボジアの小学校では鉛筆は使用しないとの情報があり

 高山さんに相談しました。高山さんは確かにそうだが奥地では何でも有難いということ      で、船便で郵送しました。その重さはノートが14キロ超、鉛筆や消しゴム類が12キロ

 と相当なものでした。子どもたちが喜んでくれるならうれしい限りです。

 

 

 

共同代表制に移行

 

2019年3月16日の総会で、突然最相代表から辞任の申し出がありました。超多忙に加え、

年齢、体調等がその理由ということでした。「会の解散」「次の代表を探す」「共同代表制」等の意見が出されましたがその場では決定しませんでした。その後4月20日の世話人会で、プレイタロイ小学校等現地の教育関係は最相代表が引き続き担当し、そのほかの部分は田尻副代表が共同代表になり、KLCCを存続することになりました。

これまで以上のご支援をよろしくお願いします。

カンボジアの地雷被害者支援を中心に活動する

熊本の NGO団体です。

「出来るときに、 出来るかたちで、 無理をせずに出来るだけ」 をモットーに

肩ひじ張らない国際協力を目指しています。

遠く離れた国で地雷の被害に苦しむ人々に

少し思いをはせてみませんか?


総会を開きます

 2019年3月16日(土) 16時~

 熊本市国際交流会館 2F NGO活動スペース

<議題>

・2018年活動を振り返って

・今後の活動について

  たくさんのご意見を伺いたいと思います

 

  写真展

「地雷原からの報告・カンボジアの今」

 ~KLCCと高山良二さんの思い~

昨年講演頂いた高山良二さんのご協力を得て、カンボジアの現状を伝える写真展を開催します。ひとりでも多くの人に、カンボジアの地雷原の今を知っていただきたいと思っています。

 3月16日(土)~3月29日(金)

 熊本市国際交流会館 1Fロビー

 

 

     高山さんの講演が決定!

 

ドキュメンタリー映画「地雷ときどき僕」(2017年5月27日に上映会実施)で紹介された高山良二さんが3月熊本にやって来ます。高山さん(70歳)は、自衛隊の時にPKOでカンボジアのタケオ州で活動、カンボジアの人々に触れ自衛隊退官後、3日目には奥さんを愛媛に残し、単身カンボジアに渡り地雷除去や不発弾処理に当たってきました。現在はカンボジアとタイとの国境近くのタサエン村で、ディマイナー(地雷撤去をする人)を養成しながら、村人と共に暮らし活動を続けています。日本のニュースでは、あまり伝えられることはありませんが、今でも残されている地雷を知らずに踏んで事故が起きています。高山さんの願いは「安全で安心して暮らせる村づくり」だと言います。また、村人の生活の向上になるようにと、地元で作られているキャッサバ芋を原料に焼酎の製造に取り組んだり、レモングラスのアロマオイル製造も始めたそうです。

こんな高山さんの思いが聞けるはずです。

      

      

 

     プレイタロイ小学校へ寄付 (2017年8月

 

KLCCと交流を続けているタケオ州のプレイタロイ小学校から校舎がかなり痛んできたので、修復費用の寄付の要請がありました。カンボジアでは都市部では不明ですが、農村部では、政府が学校建設などの予算は付けないようで、外部からの寄付によって建てられています。プレイタロイ小学校も日本のある団体が校舎を建ててくれましたが、生徒数が増加し、以前の古い校舎を使用せざるをえないそうです。青空が見渡せるようなとても校舎といえるような建物で勉強しているそうです。修復費用に約17万円かかるということでKLCCに助けの依頼が来ました。弱小団体の私たちにとってはかなりの額ですが、世話人会で協議した結果、全額援助することに決定しました。微力ながらこのような活動も行っています。

 

 

      

      

 

       

 

 

 

 

 

 

 

 

      

      

 

       

 

 

 

 

 


*これまでの主な活動について*
報告を活動紹介facebookにのせています。

 

 

また、KLCCでは随時メンバーを募集しています。
カンボジア、地雷問題に関心のある方、またはなんとなくボランティアをやってみたいけど・・・という方、ぜひご連絡ください。
定期的に会報など発送物の準備や、事務作業などもしています。
そうしたお手伝いの可能な方も募集しております。